野又穫展 ascending descending

野又穫は、現実と非現実の境界を取り払うかのように自由に描き出すかたちによって、建築、自然、街のすがたを創出してきました。透徹した視線はかたちを成立させる光に向かい、光そのものを描くことにも力を注いでいます。
2017年の作品には、それまでも幾度か描いてきたバルーン(気球)を、有機的な球体として現出させ、空間や宇宙に動く物体への、見る人の想像をかき立てています。
2018年、野又はそれまでと異なるイメージの胎動を感じさせるかのような創作に向かっています。すでに「光」の表現を得た野又は、いわば「気」のような、根元的で形にいたる前の何かを捉え、描出しつつあります。
生命の息吹を感じる初春3月、新作の登場が待たれます。

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2018年
キャンバスに油彩 (未完)
130.5×97.4cm
ⓒ Minoru Nomata
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2018年
キャンバスに油彩 (未完)
117.2×80.6cm
ⓒ Minoru Nomata

展覧会情報

会期
2018年3月7日(水)〜5月27日(日)
レセプション=3月10日(土) 18:00〜20:00
開廊日
金・土・日・祝 13:00〜19:00
※3月7日〜11日は「3331 ART FAIR 2018」の開催に伴い、開廊時間が通常と異なります。
 3月7日(水) 15:00〜20:00
 3月8日(木)〜3月10日(土) 12:00〜20:00
 3月11日(日) 12:00〜17:00
会場
佐賀町アーカイブ(地下・B110)
東京都千代田区外神田 6 -11-14 3331 Arts Chiyoda B110
アクセス
東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
協力
NPO 法人アート・ミーティング・ポイント
問合せ
info@sagacho.jp

関連イベント1

対談=椎名誠+野又穫

イベント情報

内容
サイエンス・フィクションにも通じる世界を描く野又穫と、長年にわたり野又作品のファンであるという小説家・椎名誠。
『ケレスの龍』をはじめ、椎名作品のSF世界に目を開かれた読者も多いでしょう。今回初めて対面を果たすお二人が、SFを切り口として空想世界の魅力を語ります。
日時
2018年4月7日(土) 16:00〜17:30
会場
3331ArtsChiyodaマルチスペース(地下・B105)
定員
40名(要メール予約)
料金
1,000円
申込方法
メール(info@sagacho.jp)にて、表題を「野又穫展イベント」とし、氏名、人数、メールアドレス(返信用)を明記のうえお申し込みください。2、3日経って返信のない場合は再度ご連絡ください。(いただいた個人情報は、本トークイベントのご案内のために使用するものとし、ご同意がない限りそれ以外の目的で利用したり、第三者に開示するようなことはございません。)

※その他のイベント情報などは、ホームページにて更新いたします。

関連イベント2

対談=Talk & Music — 井上鑑+野又穫

イベント情報

内容
昨年秋に発売された井上鑑の作・編曲集「Seeing」「Believing」のCDジャケットとブックレットに、野又穫が作品を描き下ろすなど、旧知の仲であるお二人。キーボード&アコーディオンの生演奏を交えながらのトークで、金曜の夜を彩ります。
日時
2018年5月25日(金) 19:30〜21:00(19:00開場)
会場
3331 Arts Chiyodaラウンジ(1F奥)
定員
40名(要メール予約)
料金
2,500円(1ドリンク付き)
申込方法
メール(info@sagacho.jp)にて、表題を「野又穫展 5/25イベント」とし、氏名、人数、メールアドレス(返信用)を明記のうえお申し込みください。2、3日経って返信のない場合は再度ご連絡ください。(いただいた個人情報は、本イベントのご案内のために使用するものとし、ご同意がない限りそれ以外の目的で利用したり、第三者に開示するようなことはございません。)
プロフィール

野又穫[のまた・みのる]

1955年東京生まれ。1979年東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業後、実在しない建造物をモチーフとした独自の空想建築絵画を描き始める。1986年佐賀町エキジビット・スペースで初の個展「STILL-静かな庭園」を、1988年にも個展「Arcadia-永遠の風景」を開催した。佐賀町アーカイブでは、2012年に震災後の心境を映した作品14作を「blueconstruction」と題し、発表している。
主な展覧会に「カンヴァスに立つ建築-ArchitectureonCanvas-」(2004年、東京オペラシティアートギャラリー)、「もうひとつの場所-野又穫のランドスケープ/AlternativeSights」(2010年、群馬県立近代美術館)、「空想の建築-ピラネージから野又穫へ」(2013年、町田市立国際版画美術館)など。主な作品集として『視線の変遷/PointsofView』(2004年、東京書籍)『もうひとつの場所/AlternativeSights』(2010年、青幻舎)、『ELEMENTS-あちら、こちら、かけら』(2012年、青幻舎)などがある。
美術家としての活動の他、女子美術大学デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻の教授も務める。

URL:nomataminoru.com