佐賀町アーカイブ COLLECTION plus,1 大竹伸朗展オープニングレセプション

2011年4月22日、佐賀町アーカイブにて、第1回目の展覧会が幕を開けました。前日の搬入で、あらためて空間と向き合い、予定よりも作品点数を増やした大竹伸朗さん。佐賀町アーカイブのコレクションより1987年の伝説的個展からとその前後の作品、この個展に合わせた新作が凝縮された展示になりました。ディレクターの小池一子と大竹さんの奥に見えるのは、1978-81年に描かれた《ミスター・ピーナッツ》。その後のかかわりにつながる一枚です。

この佐賀町アーカイブはもともと公開収蔵庫で、時々展覧会を行います。設計したマウント・フジ・アーキテクツ・スタジオいわく「『トムとジェリー』のジェリーの穴」。穴の奥の豊かな世界を見るには、左手の通路からお入りください。

3331 Arts Chiyodaのご厚意で部屋をお借りし、ささやかなお祝いもしました。バターピーナッツを塗ったセロリも好評。この部屋でも、1987年当時に大竹さんが記録した佐賀町エキジビット・スペースの映像を上映しました。

大竹さんからのあいさつがあたたかい笑いに包まれました。「小池さんがまた何かを始めるというので、先生に呼び出しをくらうような気持ちで待ち合わせ場所に行ったら中学校だった(3331は旧中学校を改装した施設)」。当時、三十代初めの大竹さんにとって佐賀町エキジビット・スペースの空間は大きな挑戦で、「これで失敗したら作家をやめようと思いながら永代橋を渡った」という言葉が印象的でした。

廊下にも人があふれ、再会や新しい出会いがうれしいスタートとなりました。

投稿者:sagacho archives 投稿日:2011年05月04日